猫のペットシーツ
猫のペットシーツのように、
この世には要らないもので溢れているように思う。
僕は猫を2匹程、飼っているが
この子達がペットシーツが無い事で、
不満気な顔をした実例は見受けられない。
このように無くても困らないものに、
人は手を出し、
血と汗の結晶である給料から金を払う。
そういったものへの狼狽は、
日頃から嫌でも感じる。
便利さと引き換えに、
人にとって、
決定的なものの欠如。
そんなご時世が、
蔓延ってしまっているのではなかろうか?
サボり蟻の法則があるが、
これから先の未来は、
そんな法則すらも凌駕してしまう、
とてつもなく怠惰で、
人間が見出していく、
生きる価値そのものの、
根幹を揺るがしていって
しまうのではなかろうか?