留置場に目眩あり

愛してやまない音楽について語って逝きます

駆け込み寺によろしく

駆け込み寺になりたくての歌詞です。

 

 

当初はいじめられている女の子を救う為の曲でしたが、

 

結局、お化けの力を借りずとも立ち直ってしまい、

 

おばけが拍子抜けしてしまう歌です。

 

 

youtu.be

 

 

駆け込み寺になりたくて      作詞作曲マルーチェ留置場

 

お月様を眺めていても

そこに兎さんは見えてこないし

大仏様を眺めていると

何だか叱られてる気がするんだ

 

道端に転がっている

石ころでさえ意味があるのかと

そんな事考えてみる

結局答えは出せず仕舞いで

 

河原で一人、反省会 反省会

いつものこの道を

一人の少女が歩いていったよ

 

シクシクと泣いている

あの女の子を助けたいのに

腰から下、何もない

僕はあの子が救えない

 

ボブディランの言葉にあるんだ

息の仕方を知ってるだけで

それは奇跡なんだと僕は知ったんだ

そう教わったんだ

 

満月のあの日に

人間じゃなくなった

夜の歓楽街を

一人でトボトボ

彷徨っていた

 

シクシクと泣いている

あの女の子を助けたいのに

腰から下、何もない

僕はただの傍観者

 

私は線香花火のように

儚く散れればいいのに

そんな事考えてたのに

誰かが私の背中を押してる

これは勘違いかな?これは勘違いかな?

そんな事はもういっか

生きてる心地を

噛み締めて

 

シクシクと泣き終えた

あの子は何だか笑っている

僕の救いの手はいらないの!?

そんなこと聞いてない!

 

シクシク既に泣き終えた

あの女の子の背中を眺め

僕は姿を眩ました

河原の向こうに消えたのさ